

手水舎とは?──ハッチとココロが教える“清めの心”

ハッチ、神社に入るとき、最初に行く水場、知ってる?

うん!ひしゃくが置いてあるところ!あれで手を洗うんだよね?

正解!あそこは「手水舎(ちょうずや)」っていうんだよ。神様に会う前に、心と体を清める場所なんだ

へぇ~、ちゃんと意味があるんだね!
【手水舎の歴史と意味】

手水のルーツは古代の「禊(みそぎ)」にあるんだよ。昔の人は川や海で身を清めて神様に会いに行ってたの

それが今では手水舎になったんだね!毎回海に行くのは大変だもんね(笑)

平安時代には貴族も使っていたし、江戸時代には庶民にも広がって、いろんな神社に手水舎が作られたんだよ
【どうやって使うの?】

ねぇココロ、正しい手水のやり方、教えて!

いいよ、ステップは6つ!
1. 右手で柄杓を持って水をすくう
2. 左手を洗う
3. 柄杓を左手に持ち替えて右手を洗う
4. また右手に持ち替えて左手に水をためて口をすすぐ
5. 左手をもう一度清める
6. 最後に柄杓の柄を洗って戻す
1. 右手で柄杓を持って水をすくう
2. 左手を洗う
3. 柄杓を左手に持ち替えて右手を洗う
4. また右手に持ち替えて左手に水をためて口をすすぐ
5. 左手をもう一度清める
6. 最後に柄杓の柄を洗って戻す

よーし!これでボクも神様に失礼しないね!
【デザインにも意味がある?】

手水舎って、龍の口から水が出てるときあるよね?

そうそう、あれは水を司る神様・龍の象徴なんだ。浄化の力があるって言われてるよ

へぇ〜!今度じっくり見てみようっと!
【心も一緒に清める】

手や口を清めるのは、神様の前に立つための準備だけど、同時に心も整える儀式なんだよ

ふむふむ……じゃあ清めてる間は静かに心を落ち着けるのがいいね!
【まとめ】

手水舎って、ただの水場じゃなくて、神様に会うための“こころの準備”なんだね!

そのとおり!丁寧な所作が、神様へのいちばんの礼儀なんだよ

次に神社に行ったら、きちんと清めてからお参りするよ!