

鳥居とは?──神域への入口をめぐる、ハッチとココロのやさしい神社学
神社に行くと必ず目にする「鳥居」。けれど、ただの門ではないって知っていましたか?
このページでは、神社ログの案内役・ハッチとココロが、鳥居の不思議について楽しく・やさしく解説していきます。
【第1章】鳥居ってなに?

ハッチ、神社に入る前にくぐるアレ、知ってる?

うん!あの赤くて大きな門みたいなやつだよね。『とりい』って名前だったかな?

そう、それが“鳥居”。でも、あれは門じゃなくて“結界”なんだよ

けっかい? 結界って何か怖そうな言葉……

結界っていうのは、“この先は特別な空間ですよ”っていう境界線のこと。鳥居は、神様の世界と人間の世界を分けてるんだよ

へぇ〜! じゃあ鳥居をくぐるって、神様のおうちにおじゃまする感じなんだね!
【第2章】どうして「鳥居」っていう名前?

でもさ、なんで“鳥”の“居る”って書くんだろう?

いい質問!昔の人は“鳥”を神様の使いだと考えてたの。だから“鳥がとまる場所”=“鳥居”という説があるんだよ

神様の伝言係が、あそこに止まってたんだね!

他にも、“通り入る”から“とりい”になったって説もあるし、インドの寺院文化の影響って説もあるよ

どれも面白い〜!
【第3章】鳥居の種類、知ってる?

鳥居って、じつはいろんな形があるんだよ

え、あれ1種類じゃないの!?

たとえば、こんな種類があるよ:
・明神鳥居:一番よく見るタイプ。横棒が反ってる
・神明鳥居:まっすぐでシンプル。伊勢神宮に多いよ
・両部鳥居:がっしりしたタイプ。柱が支えてるよ
・三輪鳥居:鳥居が三つ組み合わさった超レアタイプ!
・明神鳥居:一番よく見るタイプ。横棒が反ってる
・神明鳥居:まっすぐでシンプル。伊勢神宮に多いよ
・両部鳥居:がっしりしたタイプ。柱が支えてるよ
・三輪鳥居:鳥居が三つ組み合わさった超レアタイプ!

全部くぐってみたいな〜♪
【第4章】鳥居の色と素材に意味があるってほんと?

ココロ、なんで鳥居って赤いの?

“朱色”は魔除けの意味があるんだよ。昔は水銀を使った塗料もあったんだ

まもりの色なんだ〜!

木製が多いけど、石や鉄もあるよ。時代や信仰によって違うんだ
【第5章】くぐり方にも作法があるよ

鳥居の前では一礼してね

よくテレビでも見るやつだ!

それと、真ん中は“正中”っていって神様の通り道。だから端を歩こう

わかった!ボクは端っこを歩くよ!
【第6章】鳥居の歴史ってどれくらい?

文献上では平安時代。でも、古墳時代や奈良時代にも原型があったと考えられてるよ

めちゃくちゃ古いんだね……!

奈良の大神神社には、日本最古の鳥居があるといわれてるよ
【第7章】神社ごとの鳥居にも注目してみよう

全国の神社には、有名な鳥居もいっぱいあるよ:
・伏見稲荷大社(京都)……“千本鳥居”が壮観!
・厳島神社(広島)……海の中の“海中鳥居”
・大神神社(奈良)……鳥居の先は御神体そのもの!
・伏見稲荷大社(京都)……“千本鳥居”が壮観!
・厳島神社(広島)……海の中の“海中鳥居”
・大神神社(奈良)……鳥居の先は御神体そのもの!

全部見に行きたい〜!
【まとめ】

鳥居って、ただくぐるだけじゃなくて、意味がたくさん込められてたんだね!

うん。鳥居は神様と人とをつなぐ“心の入口”なんだよ

これから神社行くたびに、ちゃんと一礼して入るよ!

その気持ちがいちばん大事だよ、ハッチ♪